学校ブログ

化石をとる子 ターザンになる子 2月20日(木)

「校長先生、化石取りに行こ」「硬い棒を持っていくといいよ」

かわいい子どもたちからのお誘い。断るわけにはいきません。お昼休み、あきよ山に向かうと、木の枝を分けてくれました。

斜面がもろくなって、崩れやすい場所があります。枝でほぐしてみると、時々、木の葉の化石が見つかります。

貝の化石は、ここからは見つからなかったけど、坂道には、フナクイムシの穴のあとが化石になっているところもあります。見つかりやすい地層があることに気づいてくれるといいです。

近くで、別の子の声が聞こえます。「これなら大丈夫」「ターザンみたい」

今の子もターザンを知っているのか?と思いながら見ると、藤づるにぶら下がって、揺れるのを楽しんでいます。天然のターザンロープ、といったところでしょうか。太いツルですが、切れるまでの間、楽しめそうです。

枝が大きくしなっていますが、枝もツルも丈夫なようです。足を上げればゆっくりと前にゆれて、また元の場所に戻ってきます。支える役、引っ張ってあげる役をしている子もいます。遊びの中で、握力や体感が鍛えられます。

見ている子も、振り子や重力といった物理の基礎になる力を感じられるはずです。

女の子も男の子も、上手に「わんぱくな遊び」をしています。

参考までに、私がぶら下がっても大丈夫でした。